2012年 02月 22日
十和田観光電鉄ラストラン vol.60 砂上の観光産業 |
2市と1町で年間5000万・・やりくりできない金額ではないと思います。平成12年から、自治体は鉄道の必要性を認めて11年間、経済的支援しています。税金の投入なのですから、当然お金の使い方もチェックして、経営改善への提言なども行っていたのでしょう・・。
「経営改善が見込めない」という三沢市、六戸町、十和田市の判断は、11年間の精査の結果なのでしょうが、経営改善に向けて自治体はどんな取り組みをしてきたのでしょう・・起業任せ?
鉄道がどれほど人を惹き付けるものなのか、観光とリンクさせた議論はほとんどなかったようです。衰退し続ける十和田市の観光産業の復興を考えた時、土台を支える大きな柱の一つが崩れ去って行くような気がします。
by toutetsusanka
| 2012-02-22 05:45